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立川らく朝の健康コラム

当たるのは何?

こんにちは立川らく朝です。今月からこのコラムでお会いすることになりました。宜しく御願いします。

さて、タバコを吸っている中年男性11万人に毎年1000万円が当たるとしたら、どうです、ビッグニュースでしょ。毎年11万人づつなら宝くじよりよっぽど当たりそうだもの。ほらあ、タバコを吸ってるあなた、わくわくしてきたでしょ。「自分にもきっと当たる」って。

でもね、じつはこれ、当たるのは1000万円じゃなくて、肺ガン。「大当たりい〜」なんて、喜んでる場合じゃないのよ。

じつは肺ガンになる人の数は年々増えていて、男性では今や死亡原因のトップ。しかも2015年には我が国の男性の11万人(女性は3万7千人)が毎年肺ガンになると予想されてます(国立癌センター)。「自分にもきっと当たる」のは、残念ながらお金じゃなくて肺ガンというわけ。

男性の場合、肺ガンの原因はやっぱりタバコ。タバコは肺ガンのダントツのクスリ。おっと間違えた、クスリじゃなくてリスク。クスリとリスクじゃ大変な違いだ。なにせ毎日タバコ吸ってりゃ5倍は肺ガンになりやすい。

しかも肺ガンが見つかってからの5年生存率は平均で25〜30%。つまり肺ガンの生還者は3人に1人程度なんだね。「ガンが怖くてタバコが吸えるか」という方も多いけど、強気でタバコを吸うのも命がけだ。
じゃあどうすりゃいいのよ。すべからずガンは早期発見、でも胸のレントゲン検査では早期発見はあまり期待できない。今有効なのがヘリカルCTなどの最新機器で、小さな見つけ難いガンでも発見が可能です。手軽なところでは、痰の中にガン細胞が有るかどうか顕微鏡で見る「痰の細胞診」が有効。

肺ガンとはいえ、早く見つかれば生還の可能性だって高くなります。真っ暗闇の向こうから明かりが見えて、ついに生還して太陽の下へ、これが本当の「生還トンネル」。古いなあ。このギャグが分かるような中年男性は、すぐにでも痰の検査しましょうね。一服しながら考えるって、誰ですかそんなこと言ってる人は。


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